“レトロ可愛い街”の仮面をかぶったヤバイ国。
2016年、初めて一人で、
エストニアという国に
降り立ちました。
分厚いフィンランドの
観光ガイドブックに
たった3ページだけ
特集されていて、
あまりにも暇すぎて
その日のうちに
「行ってみよ~」
と決めたのを今でも
ハッキリ覚えています。
しかも、
チケット売り場のお姉さんが
「え、次の船?今?
現金で買うの?」
(Next one? You wanna get the ticket right now...with cash..!?)
と、驚いていたのも
よく覚えています。
なぜ驚かれたかというと、
大体の観光客はあらかじめ
ネットでチケットを購入して、
引き換えチケットを
受け取るだけがほとんどだから。
私、行き当たりばったりです。
ガイドブックには、
”フィンランドから船で行ける
レトロ可愛い観光スポット、
エストニア”
と書かれていましたね。
実際にもその通りで、
古き良き可愛らしい街並みや、
こぢんまりとした教会。
時間がゆっくり流れる
3テーブルしかないカフェ.....
甘いレモンケーキに
ビターなコーヒーが
今も忘れられない。
さらに、、、
もっと忘れもしないのは
地上数十メートルある教会。
階段をぐるぐる何十階も上り、
屋根の周りを外からぐるりとまわれる
観光スポットがありました。
そこは足場、幅30センチほど。
地上数十メートル。
強風吹き荒れて、
グラグラ揺れて、
本気で足が震えました。
(高所は好きなのに、
ここだけは本当にヤバかった)
ガタガタの石畳が続く
レトロな街並みを堪能し、
チューリップだらけの
可愛いお花屋さんで目を癒し、
道端で奏でられる
バイオリン版”花のワルツ”
を聴きながら、
「住みにくいけど可愛くて
素敵な街だな~」
と思っていました。
マジパンを使った
デコレーションパンが有名で
職人さんが作っているのを
完成までの30分ぐらい、
じーーーーーーーっと
見つめていました。
よくこんなに、同じ作業を
ずっとしていられるなぁと感動。
(職人のおじさんは
5分に1回私にニッコリ。
...癒!)
でも、本題はここから。
ビックリしたのが
その後でした。
帰りの船まで
時間があったので、
レトロな通りを1本
挟んだところにある
ショッピングモールに
立ち寄ろうかな~
となりまして。
その、
『レトロな通りを1本挟んだとこ』
が、ななな、なんと。
スーパーハイパー
テクノロジータウン
だったのです。
(必死すぎて表現が昭和....)
まず驚いたのが、
ショッピングモールの
『トイレ』
ITを駆使した入り口、
自動ドアから入るトイレ...
そしてちゃっかり、
課金される。
さらに、地下の野菜売り場。
レジは基本セルフレジ。
2016年というと日本でも
セルフレジはまだ馴染みがなく
「これ、どーやってやるん?」
と、困ってしまいました。
とにもかくにも衝撃。
さっきのマジパン職人の
おっちゃんも実は、
サイボーグだったのでは?
いろんな疑問が沸いたところで
初めてエストニアについて
ネットでじっくり調べました。
ヨーロッパでも飛び抜けて
最先端を行っているエストニア。
レトロで可愛いあの街が、
まさか・・・・・
本当に衝撃でしたね。
このギャップをあなたにも
味わって欲しいなぁと
思ったりしています。
この辺りはまた改めて
じっくりお伝えしたいですね。
それではまた^^
山本クロエ
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